株式会社平山個人投資家の皆様へ

IR情報へ戻る

特集1 トップメッセージ

製造立国日本の繁栄に貢献するため生産現場の収益改善を行う新たな高付加価値サービスを提供 代表取締役社長 平山善一

2020年6月期の業績

堅調な受注により2桁の増収と営業利益の大幅な増益を達成

新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、世界金融危機後の2009年を上回る打撃になり、世界的なサプライチェーン(供給網)の混乱や大幅な需要減退となる状況が予想されております。
このような環境下、当社グループは、既存インソーシング・派遣事業において、医療機器、素材、食品関連分野等を中心に、受注は引き続き堅調に推移したことから大幅な増収となりました。利益面では、堅調な受注と価格改善効果及び大規模請負事業所における自社コンサルタントによる現場改善により利益率を高めたことから当期の営業利益は大幅な増益となりました。
この結果、当期の業績は、売上高229億70百万円(前期比10.2%増)、営業利益3億80百万円(同88.2%増)、経常利益3億96百万円(同61.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益(法人税等控除後)は消費税等簡易課税差額収入が特別利益として7億25百万円発生したものの大口取引先の売掛債権が回収困難になったことに伴う貸倒損失や減損損失等の一時的な特別損失が5億7百万円発生したことから2億93百万円(同19.4%減)となりました。

2020年6月期の連結業績

当期の業績

2021年6月期の見通しと今後の成長戦略

お客様のニーズに応え、売上・利益の伸長を追求

国内において、人材需要は長期的に続くものの、短中期的には、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による経済活動の停滞、諸外国の通商問題、地政学リスク等が依然として存在し、不透明感が続くものと見込んでおります。
このような市場環境の下、インソーシング事業につきましては、既存取引先での増産に対応し、かつ新規取引先の開拓を進めてまいります。また、現場改善コンサルティング機能を積極的に活用し、IoTの導入により生産現場での収益改善を行う新たなビジネスモデルを展開してまいります。技術者派遣事業につきましては、引き続き増加している技術者派遣に対する強いニーズに応えてまいります。海外及びその他事業では、現場改善コンサルティングサービスの継続と拡大に加え、海外からのスタディツアーをオンラインサービス化し増収増益に繋げてまいります。また、タイ国法人を中心に効率化を推進し利益率の改善を行います。
以上により、2021年6月期の業績は、売上高233億円(前期比1.4%増)、営業利益4億円(同5.1%増)、経常利益4億円(同0.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3億円(同2.0%増)を見込んでおります。

ページのトップへ戻る

PAGE TOP