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特集1 トップメッセージ

「人材の育成によって
日本の製造業を支え、
製造立国日本の繁栄に貢献 代表取締役社長 平山善一

2024年6月期の業績

全事業セグメントにおいて増収増益を確保

国内経済は、製造業の景況感が改善するとともに、非製造業はインバウンドの需要により依然として高い水準の景況感を維持しています。人材については、物価上昇が続く中、収入がより高い企業への転職や、掛け持ちの仕事を探す求職者が増える一方、円安などに伴うコストの上昇を価格に転嫁できていない企業で、求人を手控える動きが出ています。
このような環境下において、当社グループは、コロナ禍後の生産回復需要を積極的に取り込み、全セグメントにおいて、前期に続いて連続で増収増益を確保しました。利益面では、医療機器関連や旺盛なインバウンド需要の取り込みによって利益改善を進めたサービス関連等が寄与し、また、今後のグループ成長のため拠点と人員の拡充及び採用強化に伴う諸経費について戦略的に使用したことで、増益を達成することができました。
この結果、当期の業績は、売上高352億92百万円(前期比11.4%増)、営業利益11億19百万円(前期比25.3%増)、経常利益は助成金収入4百万円、為替差益25百万円等を計上したことから11億66百万円(前期比23.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は法人税等4億22百万円等を計上した結果、7億57百万円(前期比37.9%増)となりました。

2025年6月期の見通し

引き続き積極的な人材採用とハイエンド技能人材の育成に注力

国際通貨基金(IMF)が2024年7月16日に改定した世界経済見通しで2024年日本の経済成長率の見通しを0.7%(前回4月発表時0.9%)と下方修正したものの、世界全体の経済成長率の見通しを3.2%(前回4月発表時3.2%)と維持しており、日本政府が発表した7月の月例経済報告では、景気総括判断を「緩やかに回復している。」としています。
このような環境の下、当社グループは、2030年のありたい姿『VISION HIRAYAMA 2030』を策定し、その実現に取り組んでまいります。今後の見通しについては、国内生産の回復による受注が堅調なこと、これに対する新卒の配属が順調に進み生産に寄与していることから、確実な進展を見込んでいます。さらには、引き続き積極的な人材採用を進めるとともに、特殊技能工である設備保全士や溶接技能者等の教育・育成により、ハイエンドスキル現場技能工の増員を進めてまいります。
以上を踏まえ、2025年6月期の連結業績予想は、売上高380億円(前期比7.7%増)、営業利益13億47百万円(前期比20.4%増)、経常利益13億36百万円(前期比14.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8憶50百万円(前期比12.3%増)を見込んでいます。

2024年6月期の連結業績

当期の業績

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